2014年9月議会 質疑

○質疑

◎ 第93号議案「平成26年度 箕面市一般会計予算補正予算 第3号」の 災害応急対策事業

先日のゲリラ豪雨は、市内の各所で被害をもたらしました。
市の職員のみなさんには休日を返上して、徹夜で対応にあたっていただき、大変ご苦労をおかけしました。また消防・警察ほか、住民間の協力や連携などにより、復旧作業が進められ、地域によっては、日常生活を取り戻したところもありますが、未だ、作業中または、今後の安全性について、不安をいだく市民の方々もいらっしゃいます。良い面も課題が見えてきたことも併せて、今後に生かしていかねばならないと考えています。

私も、現地の調査や住民の方々からの聞き取りや懇談を重ね、市からも説明を受けるなかで、さまざまに考えさせられました。

さきほどの名手議員の質問では、具体的な事例についての質問が行われましたので、少し重なる部分があるとは思いますが、別の角度から質疑を行います。

さて、今回の災害応急対策費は、11号台風、8.16大雨、8.24豪雨における応急対策および予備費であり、内訳は市道、滝道、林道、里道、河川、法面や水路、池等の工事費5,843万円と休日や夜間に駆けつけて対応された職員の方々の人件費3,457万円、および、それぞれの予備費分2,700万円となっています。

そこで、以下簡潔に質問します。

1項目目に、災害の把握と原因究明について伺います。

1点目として、11号台風や、8.16の大雨の後にその次の週末に大雨が予想されていましたが、災害等については具体的にどのような想定をされ、かつ対策をとられたのでしょうか?ハード、ソフト面においてご答弁をお願いいたします。

2点目に、8月24日の豪雨による被害の詳細な把握と原因究明について、今後、どのように進めていかれるのでしょうか?そのための予算が必要ではないでしょうか?ご答弁をお願いします。

3点目は、河川やため池、水路等の管理や責任の所在について、行政内で情報共有されていたのでしょうか?また、関係機関や住民への周知はどのようにはかっておられたのでしょうか?

さきほどの名手議員の質問と関連しますが、防災・減災の観点からいざというとき、またはその時に備えて最善策を講じるために不可欠と考え、質問します。

2項目として、今後の対策についてお尋ねします。

1点目に、市民への説明が不足していたという点や、避難場所(2中)での避難者受け入れ時の混乱など、箕面市地域防災計画に照らし合わせての総括や、地区防災委員会や地域団体との連携などについて課題の共有化が必要だと考えますが、この点はいかがでしょうか?

2点目に、昨今のゲリラ豪雨に対する対策は急務です。国も50mmから75mmに対応することや砂防ダムの整備も必要と考えているようですが、ハザードマップの見直しなど、今後の対策についてたとえば「専門家チーム」の編成などについては、どのようにお考えでしょうか?今回の予算措置には計上されていないので、質問いたします。

3点目に、今回の教訓を生かし、住民とともに協働で防災・減災のまちづくりを進めていくために、今後、どのような方向で検討されるのでしょうか?そのための予算についてお伺いします。

以上、質問といたします。ご答弁をよろしくお願いいたします。

 


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