2006年 6月議会 議員提出議案



◎議員提出議案第3号 共謀罪の新設法案に反対し廃案を求める意見書


■議案説明
                                                  市民元気クラブ 中西とも子
●議員提出議案第3号 共謀罪の新設法案に反対し廃案を求める意見書

市民元気クラブの中西とも子です。
ただいま提案されました議員提出議案第3号「共謀罪の新設法案に反対し廃案を求める意見書」につきまして、提案者を代表いたしまして提案理由のご説明をさせていただきます。
 なお、説明につきましては、まことに勝手ながら本文朗読をもってこれにかえさせていただきますので、ご了承くださいますようにお願いいたします。
( 議員提出議案第3号(別紙) )
以上のとおりでありますが、
 この法案は、自民党による「民主党丸のみ案」が浮上したものの、結局はこれを撤回し、第3次与党修正案が軸となって次回臨時国会にて継続審議される見通しとなっています。この与党側修正試案は「目配せ」だけでは共謀にはならないことを条文上に明記するなど、これまでの議論を踏まえた修正も含まれていますが、民主党が最も強く主張した「犯罪の越境性」や「対象犯罪の半減」については、これをこば拒んだ内容となっています。
 また昨今、弁護士や学術研究者、野党議員のあいだから国連『立法ガイド』を精読するなかで、そもそも共謀罪導入が不要ではないか、との議論が続出しています。
 このような国会や世論の動向を踏まえたうえで、議論の必要性・事態の重要性を考慮し、議員提出議案を提案させていただきました。
 よろしくご審議の上、ご採択いただきますようお願い申し上げます。


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