2006年 2月議会 質疑



◎自公民提出の第1号議案「平成18年度箕面市一般会計予算に対する修正案」


■質疑
                                                   市民元気クラブ 中西智子

●第1号議案 「平成18年度箕面市一般会計予算に対する修正案」 に対して質問いたします。

 修正案にある削除対象の事業のなかには、常任委員会においてさほど議論されなかったものやまったく議論にさえ及ばなかったのに、突如「削除」ということで提案されているものが含まれています。これらはいったい何のためにどういう理由によるものかが不明であるため、議論を深める目的で5点にわたり、質問いたします。

@4款 衛生費 3項 市民医療総合施設対策費  医療保健センター出えん金の1億円を削除した理由とその影響について。
 この出えん金・1億円はいわば、暫定的に立替るだけで、およそ2ヶ月経てばまた歳入へ戻されるという性格のものです。敢えて、この項目を削除した理由とその影響についてどのようにお考えなのか、お尋ねします。

A10款 教育費 2項 小学校管理費  教室用扇風機購入経費 52万2千円、3項 中学校管理費 同じく 20万1千円
 以上を削除する理由と影響について、質問いたします。
 これは財政難のおり義務教育の下での扇風機の設置は必要なし・贅沢であるということでしょうか?子どもたちの集中力が欠けるほどのうだるような暑さの中で、わずかな涼を求めることさえ議会がNOと言うことの意義とは何でしょうか?もし、この扇風機という装置が効果面からみて不適切であるというならば、代替案をどのように考えるのか?またこの修正案でそれを提案しないのはなぜでしょうか?

B継続費 次期文化生涯学習情報提供システム構築料 35、995千円について、削除の理由とその影響についてお尋ねします。
 このシステム構築による市民の利便性向上や業務の合理化にもつながるであろうメリットについて、どのようにお考えでしょうか?
 また、更新期間が過ぎたため、システム機器借上げ料が必要となるがその事業費1,172千円も削除しているのは何故か?

C代表質問や総務常任委員会において大きな論点となったのが「経常収支比率」ですが、この修正案によって「経常収支比率」はどれほど改善されたのでしょうか?原案は「総花的」であり、「放漫経営」である、という指摘・批判をどのように活かして修正案を提案されたのか、その意義をお示しください。

D常任委員会では@医療保健センター出えん金とB次期文化生涯学習情報提供システム構築料についてまったく議論されていませんでしたが、この修正案を提出するまでに担当課とどのように調整されたのか、お答えください。

 以上、5点質問いたしますので、よろしくお願いいたします。


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